長野県と富山県の県境にある立山黒部アルペンルート
”雪の大谷”を聞いたことはありますか?
バスよりも高い雪の壁が両サイドにそびえ立つ、圧倒される景色です。
2018年4月29日に行ってきましたので、その時の写真を紹介します。
お気付きの方、そうです。4月下旬の春の季節の風景です。
真冬の景色では無いのです。
冬に降り積もった雪を、春の到来とともに通行路を作るためにできた景色。
いや本当圧巻です。
有名な観光地のため、到着時間を間違えると痛い目にあいます。
この雪の大谷は、室堂(むろどう)にあり、自家用車では辿り着けません。
バスやケーブルカーなどを乗り継ぐ必要があるのですが、乗車するのに
最悪1時間待ちになることも。
そのため、前回行ったときは、車内泊の半前泊プランで決行。
夜中の午前2時に扇沢(おうぎざわ)に着き、駐車場でバス始発時刻まで車内泊。
それでも始発のバスには前もって並びました。
扇沢(おうぎざわ)駅には、面白い駅員さんがおり、
弁当を売るための、演説(?)のような口上で、お客さん大爆笑。必見です。
扇沢駅から、まず黒部ダムまでを電気バスで向かいます。
自然を守るため電気バスを運用しており、この電気バスは黒部ダム専用のバス。
屋根にパンタグラフのようなものがあり、電線から電気を供給しているのかも。
黒部ダムから黒部湖までは徒歩で向かいます。
約15分歩く必要がありますが、途中の景色も楽しみながらで苦になりません。
黒部湖から黒部平まではケーブルカーを使います。
これもまた見たことのない急斜面を移動する特殊なケーブルカー。
ケーブルカー内部も階段続きの床でした。
黒部平から大観峰へはロープウェイに乗り換えます。
ロープウェイから黒部湖を望むことができます。
大観峰に到着すると、室堂まであと一歩。
最後にトロールバスにて目的地の室堂まで向かいます。
トロールバスはトンネル内を走っていくのですが、バスがギリギリ通過できるほどの
狭いトンネルで遊園地のような感覚でした。
さあ、ついに室堂に到着!
標高2,390m。一面雪景色なので、目が痛い!!
売店でサングラスを買って散策しました。
道路は人専用車線とバス専用車線に分かれており、この雪の割れ目を歩いて行きます。
バスが通ると、雪壁の大きさを実感します。
折返しの帰り道は、雪の上を歩いて戻ります。
雪の上は歩きづらく、すぐに息が上がり、汗をかいてジャケットを脱いでいる人がちらほら。
雪に覆われた山々に囲まれた場所は、別の国にいるような感覚になりますね。
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