辻村深月先生の作品。2018年の本屋対象作品です。
<スコア>
指標 | 点数 |
---|---|
おすすめ度 | ★★★★★ |
メッセージ性 | ★★★★☆ |
読みやすさ度 | ★★★★☆ |
文学度 | ★★★☆☆ |
満足度 | ★★★★★ |
<あらすじ>
学校に行けない子供たちが招待され集う不思議な鏡の世界。
なぜ彼、彼女らが選ばれ、何のために集められたのか。
最後の最後に数多くの謎が、随所に散りばめられた伏線にて繋がっていく。
狼の仮面を被った少女の正体は?
正直意味のある人物とは考えていなかったので、
正体を知ったときの驚きと感動は大きかったですね。
<感想>
子供から大人まで、誰にでもお勧めしたい作品です。
この作品には、いじめ、不登校に悩む子供達とその親に対して、
メッセージが含まれている気がします。
内容は、非常に読みやすく3日程度で読める内容です。
捉え方は様々だとは思いますが、自分を認めてくれる人と居場所の存在は、
子供、大人に関係なくかけがえのない心の休息地になるのだと思います。
コメントを残す