白井智之先生著の「人間の顔は食べづらい」
雑誌のコラムで紹介されていたので読んでみました。
正直グロい、グロすぎる。
出だしから飛び降り自殺した人間の描写が細かすぎて、
頭にその様子が具体的なイメージとして浮かび上がってきました。
「人間の顔は食べづらい」の意味するところ、
別の意味を想像していましたが、タイトル通りです。
<スコア>
指標 | 点数 |
---|---|
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
メッセージ性 | ★★★☆☆ |
読みやすさ度 | ★★★★☆ |
文学度 | ★★☆☆☆ |
満足度 | ★★★☆☆ |
※グロいのが苦手な人には、お勧めしません。
<あらすじ>
世界にあるウイルスが広まり、食肉ができなくなった世界が舞台。
世界で唯一食用クローン人間工場を設立した日本。
食用クローンは顧客の注文により生産、出荷される。
その顧客に届くはずのない人間の頭部が届く。
果たして犯人は、その意図は?
<感想>
冒頭にも書きましたが、まず一言目は、グロいが感想。
ただ未来における食糧問題に対し、問いがあるように感じられました。
内容自体は読みやすく、1,2日で読めます。
一応ミステリー推理小説で、作品中には主人公により幾度となく推理が行われ、
それに惑わされた自分がいました。
グロさに耐性がある方、推理が好きな方にお勧めの一冊です。
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